何某日和

「カメラ」のち「ハンダゴテ」ところにより「プログラミング」 ── そんな私“かめきち”のウェブサイト

学生から社会人へ ── 学生の見解≠企業の見解 [2012.11.14]

目次

 2012年11月14日、某三回生によるパワーランチ「学生から社会人 ─ 学生の見解≠企業の見解」で触れられた題材について、自身でまとめておきたい部分があったので、ここにまとめ記しておきます。

社会人基礎力 ─ 自分の足りない能力を自覚し、克服するために。

1. 主体性

 指示を待っていてはダメ。指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組む。 確かに指示があれば動きやすいけど、そうやって人からの指示を待っていたら何も始まらない。 「人」からではなく「環境」から指示されるものとして考えて行動すれば良い。

  1. 自分の状況を把握する
  2. 決断する
  3. 行動する

2. 実行力

 目標を設定して取り組むことが大事。自ら目標を設定し、失敗を恐れずに行動に移し、粘り強く取り組む。

  1. ちょっとだけ高い目標を設定する
  2. 経験から得た工夫を生かして取り組む

3. ストレスコントロール力

 耐えるのではなく、コントロール(回避など)することが大事。ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する。 どうにも回避できない場合には、数息観や脈診による精神統一も、と補足。

  1. どうやってストレスを回避するのかを経験する
  2. 失敗してもいいのでさらにストレスのかかることに挑戦する

4. 柔軟性

 自分の考えに固執しすぎないことが大事。自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する。

  1. 他人の意見や立場を理解する
  2. 年齢や環境の異なる人と出会える場に出ていく
  3. 海外に行くのも有効な手段の1つ

5. 課題発見力

 常に「これでいいのか」と考えてみよう。木帆ゆに向かって、自ら“ここに問題があり、解決が必要だ”と提案する。 課題発見力は「幸せ感」からは生まれない。「幸せ感」を持つことは大切だけど、「不足感」も併せ持って課題発見に取り組もう。

  1. 仕事は課題を発見することから始まる
  2. 課題を見つけたら、解決法まで考える
  3. 自分だけでなく、周囲にも目を配ってみよう

6. 創造力

 単なる思いつきと違うのが社会人の創造力。既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決法を考える。 これもまた欠乏感から生まれる。

  1. 興味を持っていること、取り組んでいることに関連する情報を貪欲に取りに行く
  2. 創造力は、新しいものを生み出そうという努力なくして発揮されない
  3. 何か一つテーマを決め、そのことについて一定期間集中的に考え、その結果を必ずアウトプットする

7. 働きかけ力

 仲間の協力を得るために必要な力。“やろうじゃないか”と呼びかけ、目的に向かって周囲の人々を動かしていく。モチベーションは上がる。共創。 働きかける側・働きかけられる側の両方に利益があると良い。

  1. 他人に働きかけたり働きかけられたりする環境に身をおく
  2. 身の回りにいるリーダータイプの人を参考にする
  3. とにかく「やろうじゃないか!」と声に出してみる

8. 傾聴力

 相手が話しやすい環境を作ることから始めよう。相手の話しやすい環境を作り、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出す。

  1. どのような姿勢で、どんな表情で、どこを見て、どのタイミングでどんな相づちを打っているかなどを観察する
  2. 何に対しても自分なりの意見を持つ

9. 発信力

 仲間の協力を得るために必要な力。自分の意見を分かりやすく整理した上で、相手に理解してもらえるように的確に伝える。 (相手の話を理解できない時、自分の勉強不足だとは決め付けず、相手の発信力の欠落が原因かもしれないと疑ってかかって良い、と。)

  1. 相手の反応を見ながら伝える
  2. 身の回りにいるリーダータイプの人を参考に
  3. とにかく「やろうじゃないか!」と声に出してみること

10. 計画力

最善の計画を考え、準備する力。課題の解決に向けた複数のプロセスを明確にし、“その中で最善のものは何か”を検討し、それに向けた準備をする。

  1. 自分の力を把握する
  2. いくつかのことに同時に取り組む
  3. 実力以上の目標に挑戦する

11. 状況把握力

 自分の力を把握し、何をすべきか考える。チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすかを理解する。

  1. 何かに取り組む際には、自分のことだけに一生懸命になるのではなく、周囲の情況に関心を払い、把握する努力をすること
  2. 自分の強みを把握すること

12. 規律性

 ルールを守るだけでなく、自らの行動を律する。状況に応じて、社会にルールにのっとって、自らの発言や行動を適切に律する。

  1. 規律性は気持ち次第
  2. 「水は低きに流れ、人は易きに流れる」