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実験の概要 |
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実験の概要 |
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実験の方法 |
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本実験 |
実験時の様子を掲載します。横3枚並ぶ写真は左からバジル・ミート・そのままのスパゲッティです。また、各スパゲッティへのコメントは基本的に、実験当時のメモからそのまま抜粋しています。
作り置き 6分
バジル | 問題なし(さめたけど) 持ち上がる |
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ミート | 問題なし(さめたけど) 持ち上がる |
そのまま | ちょっとかわいた? 持ち上げるの大変 |
作り置き 9分
バジル | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
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ミート | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
そのまま | 口に入れたときの感覚が「パサッ」としている。噛むと普通だけど(中の水分はあるから) 持ち上がらんわ... |
作り置き 12分
バジル | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
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ミート | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
そのまま | 表面のベタつきが尋常ではない。口の中に入れづらい。(噛むと普通) 全体が持ち上がる |
作り置き 15分
バジル | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
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ミート | 問題なし まだなんとか持ち上がる |
そのまま | 噛んだときも若干水分の足りなさを感じる。 |
作り置き 30分
バジル | ほんの少し、麺が異質を示している。コシが感じられない。 |
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ミート | まだコシが残る。まだいける。 |
そのまま | 乾いてるけど、まだ食べられる範囲 |
作り置き 45分
バジル | ちょっともさついてきた。麺も絡みだしてるけど、まだ普通に数本だけ取れる。 |
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ミート | まだコシを感じる。まだいける。麺はバジルと同じ。(或いは、もう少し絡んでいる) |
そのまま | 中の水分もやや少なくなってきて、作り置きのパスタっぽい感じ。 |
作り置き 60分
バジル | さっきよりマシになった??(オイルの多いところにあたったか...) |
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ミート | ちょっとコシが少なくなったけど、まだいける。もつれやすくはなった。 |
そのまま | (コメント記録忘れ) |
休憩
乾燥させる実験のため温度や湿度も必須情報となります。そこで休憩時間の間に計測器を撮影しておきました。室温24度、湿度70%とのこと。
作り置き 120分
バジル | ぱさつくものの、未だ水分を保持。麺も取りやすいし、ほぐれるし。 |
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ミート | スーパーの安いお弁当に入っているスパゲッティはコレ。まだ食べれる。 |
そのまま | 水分を失ったスパゲッティ。表面がザラッとしている。しっけてる。ほぐれるわけがない。 |
作り置き 180分
バジル | コシこそないけど、まだいける。ほぐれてもいる。 |
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ミート | 120分と変わらず。まだいける。水分量も変わらず。 |
そのまま | 輪ゴムに近い印象を受ける。もはや、表面のやわらかさはない。 |
作り置き 24時間
まる一日放置してみたスパゲッティは、水分がほとんど飛んでしまい、さすがにどれも酷いものでした。元の透明感が出てきて、まるでゆでる前に戻ったかのよう。 とても食べられそうにありません。。。
バジル | オイルは残っていれど、もう水分はどこかへ消えてしまった。おもいっきりパリパリしている。 |
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ミート | ほとんど水分は飛んでいるけど、まだ若干の柔らかさが残る。 |
そのまま | 茹でる前の麺だ...(元に戻ってる!?)見た目も元通り。 |
余談(元に戻った麺の再加熱)
24時間置きっ放しにしていたスパゲッティ(ソース無し)は、ゆでる前のスパゲッティに様相が似ていたので、試しにゆで直してみることにしました。 (生地から成形されて乾燥させられて、出荷されて購入されてゆでられて乾燥させられて、またゆでられる... そんなスパゲッティを見て、少し可哀想にも思ったり。。。)
スパゲッティを電子レンジでゆでるためのプラスチック容器がありますが、それを用いて11分間ゆでてみました。
すると、普通のスパゲッティに戻ったではありませんか、アンビリバボー。。。少しゆで過ぎたようですが、モチっとした弾力は少し残っていました。 この後、ナポリタンソースを絡めて美味しくいただきました。(他のバジルソースとミートソースのスパゲッティも全て食べましたので、決して粗末にはしておりません...)
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結論 |
「パスタの作り置きはタブー」と参考文献のいずれかに記載されていましたが、本当にその通りで、ゆでてすぐに食べなければ、そのスパゲッティが元々持ち合わせていた良さも失われてしまうのです。
しかし、ソースを絡ませておけば、麺からの水分蒸発が抑えられるため、割りと長時間持ち堪えられるようです。
私が自宅で食したスパゲッティは、ソースが乗せられてはいたものの混ぜられてはおらず、スパゲッティからの水分蒸発を抑えられなかったのでしょう。
ソース無しの場合や私が食したスパゲッティのような場合、作り置きをしてしまうと、あっという間に劣化(水分蒸発)してしまいます。
ソース無しのスパゲッティとバジルソーススパゲッティの変化を見比べればわかるように、オイルやバターを絡ませておく必要があるでしょう。
また、これはプログラムにも当てはまる特徴と考えられます。 例えば、プログラム中に非推奨とされる機能を多用していて、環境のバージョンが上がると同時に動かなくなってしまう場合などが、この「劣化」に相当します。 つまり、非推奨機能を用いていないプログラムは、劣化しにくいプログラムであり、オイルを絡ませたスパゲッティに写像できますし、 逆に非推奨機能を多用するプログラムは、劣化しやすいプログラムであり、ソース無しのスパゲッティに写像することができましょう。
スパゲッティの作り置き時間は、プログラムの劣化度を表現する指標になり得る。
また、オイルやバターを絡ませるか否かは、プログラムの劣化しやすさ(腐敗性? 永続性?)を示唆する指標になり得る。
最後になりましたが、この実験に際して、研究室にスパゲッティ臭を充満させてしまったことをお詫び申し上げます...。