師とのミーティングの中で出てきたのが、この喫茶マウンテンのお話。
「名古屋に行ったときには是非行ってみてください。あんこの載ったスパゲッティが出てきます。」という言葉を聞いて興味津々になった私、偶然にも名古屋に出る用事があったため「喫茶マウンテン」に入ることにしました。
洒落た様相の喫茶マウンテンは、食事客で埋まり気味。たまたま空いていた席に飛び込むことができました。席に座ってメニューを開くや否や文字だらけではありませんか。何を頼めばよいのか見当がつきません。
しかし、今回注文するものは決まっていました。それは「甘口抹茶小倉スパ」。
チェリオの瓶に入ったウーロン茶(350円)と、レモンケーキとビスケット5枚(サービス)が出てきました。そして、そのビスケットの1枚を口に放り込んだ頃に、アレがやってきました...。
ホッカホカの湯気と共にやってきた「甘口抹茶小倉スパ」。なにこの妙に濃厚な緑色...ホイップクリームは熱で溶け始めてるし...しかも、それなりの量があるんですよね...(以前よりは少なくなったらしいですが...)
抹茶ソースは濃厚。麺は歯ごたえアリの太め(2mmから3mm?)。口に入れたときの何とも複雑な気持ち。なんじゃこりゃ。。。
ホワイトクリーム入れるなんて何を考えてるんだ...とも思うのですが、いざ抹茶スパと一緒に口に入れてみると、意外にいけるんです。濃厚な抹茶が少しマイルドになるのです。
見た目は恐ろしいですが、実はさほど悪くないデザートなのかもしれません...と一瞬は思えたのですが...
これも一応は研究ですので、巻いたとき・持ち上げたときの縺れ具合を見ておくと、力を要します(重いです)が巻くことには巻けますし、持ち上げることもできます。その意味では「良いスパゲッティ」なのか...ホントか...?(笑)
しばらくすると、そんな冗談も言えないようになります。生クリームも、あんこも、フルーツも、冒頭のビスケットやお茶さえも、抹茶の濃厚さを回避するためのアイテムでしたが、もうそれらではごまかせない程度に体が拒絶し始めます。
ある程度のところで「完食きつそう...」と思って、次に脂汗が出てきて、しばらくで喉を通らなくなり、最後は皿の上の緑のモノから目を背けずにはいられなくなります。
視界に入るだけで危ない...モウダメダ...(マウンテン用語[1]で言う「遭難」の寸前)
あと1割でしたが、もう救いのアイテムは残されていませんでした。(若干のあんこが残っていますが、終盤は、あんこでごまかすことも難しくなります。)本当に申し訳なかったのですが、下山することにしました。無念。。。
最後の最後に、残しておいたレモンケーキで心と体を慰めます。(それにしても全部甘いったら...)
喫茶店の方には随分と失礼な言い方になってしまいますが、「恐ろしいプログラム」を写像する対象が見つかったという意味で、研究に活かすことができそうです。
また、これは一生涯の持ちネタになりそうです。ネタとしては最高傑作ですし。でも、次に喫茶マウンテンにお邪魔するときは、もう無理をせず、まともメニューを食べようと思います(笑)
ごちそうさまでした!
[1] このサイトのコンテンツの中に「マウンテン用語」の解説があります。 http://park7.wakwak.com/~nymidi/mountain/